コーヒーの種類や地域ごとの味の特徴は?苦みは焙煎や挽き方でも変わる コーヒーの種類や地域ごとの味の特徴は?苦みは焙煎や挽き方でも変わる
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コーヒーの種類や地域ごとの味の特徴は?苦みは焙煎や挽き方でも変わる

カフェで「本日の豆はエチオピアとブラジルですがどちらになさいますか?」と聞かれて迷ってしまった経験はありませんか?
コーヒー豆の種類は多く、それぞれに味わいも香りも違うもの。

この記事では代表的なコーヒー豆の種類をご紹介します。
ぜひ自分好みのコーヒー豆を探す参考にしてみてくださいね。

コーヒー豆の種類を産地でざっくり解説

「エチオピア」や「ブラジル」など産地名で表示されるコーヒー豆ですが、まずはもっと大きな「エリア」の特徴を知っておくと選びやすくなります。
知っておきたいコーヒーの産地とそれぞれの特徴はこちら。

中南米(ブラジルやコロンビアなど)

酸味、苦みのバランスがほどよく飲みやすいコーヒーが多いのが中南米産の特徴です。
迷ったら中南米産の豆を選べば、全く好みに合わないということは少ないかもしれません。

アフリカ(エチオピアやケニアなど)

アフリカ産の豆はフルーティーな酸味を持っているものが多いです。
酸味のあるコーヒーが好きな場合は、アフリカの豆を選ぶのがおすすめ。
豆によってはチョコレートのような風味を持つものもあります。

アジアとハワイ

アジアやハワイで作られるコーヒーは酸味が少なく、コクのある味わいを楽しめるのが特徴です。
少し個性的な豆を選びたいときにおすすめです。

コーヒー豆の代表的な種類を紹介!味や特徴は?

コーヒー豆の味や香りを決めているのは、産地。
それぞれの産地の特徴を知っておけば、ブレンドコーヒーであっても使われている豆を見て味わいを想像できるようになります。
ここでは、コーヒー豆の主な産地6つをご紹介します。

コーヒーの種類①タンザニア

タンザニアのコーヒーの特徴は、

  • 強い酸味
  • 深いコク
  • 甘い香り

です。
コーヒーらしい華やかさと力強さを感じさせるため、「野性味あふれる味」とも表現されています。

あまり苦みがなく、焙煎度合いで違った味や香りを楽しめる点も、タンザニア産コーヒーの魅力と言えるでしょう。

コーヒーの種類②エチオピア

コーヒー発祥の地とも言われるエチオピア。
イエメン産のコーヒー豆と合わせて、「モカ」という名称で親しまれています。

エチオピア産コーヒーの特徴は、

  • フルーツのような爽やかな酸味
  • スッキリした甘み
  • 深いコク

です。
まるでレモンやライムのような、柑橘類をイメージさせる酸味が、爽やかな味わいを楽しませてくれます。
こちらも苦みが強くないため、万人受けするコーヒーです。

コーヒーのモカってどんな味?おすすめの飲み方も紹介

コーヒーの種類③ブラジル

ブラジル産コーヒー豆は、世界でも非常に多く消費されるコーヒーの一種です。
日本においても、コーヒーと言えばブラジル産をイメージする方が多いのではないでしょうか。

ブラジル産コーヒーの特徴は、

  • スッキリした酸味
  • シャープな苦み
  • 癖のない飲みやすさ

です。
バランス型のスタンダードなコーヒーで、万人受けするタイプと言えるでしょう。

ブレンドコーヒーのベースとしても親しまれていて、コーヒー初心者にもおすすめできる味わいです。

コーヒーの種類④グアテマラ

厳しい寒暖差と肥沃な大地によって育てられているのが、グアテマラ産のコーヒー豆です。
アメリカやカナダ、日本などで多く消費されています。

グアテマラ産のコーヒーの特徴は、

  • 果実のようにフレッシュな酸味
  • 花のように華やかで甘い香り
  • 豊かなコク

です。
深いコクと優しい甘さ、そして何よりも強い酸味を味わえます。

コーヒーの種類⑤コロンビア

コロンビア産のコーヒー豆は、日本でもおなじみのコーヒー豆の一種です。
エメラルドマウンテンやスプレモといった種類も、コロンビア産コーヒー豆の一種です。

コロンビア産コーヒー豆の特徴は、

  • 濃厚さを感じさせる甘み
  • 重量感あふれるコクと苦み
  • 南国らしいフルーティーな味わい

です。
ブラジル産と同様に、比較的バランスの良いコーヒー豆なので、ブレンドのベースとしても人気です。

コーヒーの種類⑥ハワイ

実はハワイも、コーヒー豆の生産地です。
ハワイのコナ地方で栽培されるコナコーヒーは、その希少性の高さで注目されています。

世界三大コーヒーの一つとして、根強い人気を誇っているのです。

ハワイ産コーヒー豆の特徴は、

  • スッキリした強い酸味
  • ほのかな甘み
  • 甘さを感じさせる芳醇な香り

です。
クセも強くありませんので、飲みやすいコーヒーと言えるでしょう。

コーヒーの種類⑦インドネシア

主にジャワ島で生産されているインドネシア産コーヒー。

ジャワコーヒーの特徴は、

  • ほとんど酸味がない
  • 苦みがとても強い
  • カフェインの量が多い

です。苦みが好き!という人にはおすすめの豆ですが、苦みが苦手という人がジャワコーヒーを飲む場合、たっぷりのミルクにコーヒーを入れて飲むようにすると美味しく楽しめます。

コーヒーの種類⑧ベトナム

ガラスの器に練乳と2層になって入れられているベトナムコーヒー、目にしたことがあるという人も多いのでは?
ベトナムコーヒーの特徴は、

  • 強い渋みと苦み
  • 他のコーヒーにないコク
  • 非常に濃い

です。
ベトナムコーヒーは普通のコーヒーのようにブラックで飲むとあまり美味しくないかもしれません。
おすすめは現地同様、練乳をたっぷり加えて甘くして飲む方法です。

コーヒーの種類で苦いものはどれ?

上に挙げた種類の中で、苦さを強く感じるコーヒーは以下の3つです。
苦い順で並べてみました。

  1. インドネシア産
  2. ベトナム産
  3. ブラジル産

インドネシア産やベトナム産コーヒーは、強い苦みが特徴の一つです。
苦みが好きな方にとっては、「癖になる味わい」として、高く支持されています。

ブラジル産なら、バランスの良い苦みを味わえるでしょう。

一方で、苦みが苦手な方には、

  1. エチオピア産
  2. ハワイ産
  3. タンザニア産

などがおすすめです。
好みに合ったコーヒーを選んでみてください。

コーヒーの苦みは焙煎や挽き方でも変わる

コーヒーの苦みは、豆の焙煎度合いや挽き方によっても違ってきます。

焙煎が進んだ深煎りの豆は、苦みを感じやすくなります。

深煎りの中でも、特にフレンチローストやイタリアンローストは、コーヒーらしい苦みを感じやすい焙煎度だと言えるでしょう。

豆は、細めに挽くと苦みが抽出されやすくなります。
お湯の温度を上げると、やはり苦みが増すので、こちらもぜひ意識してみてください。

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チャコールコーヒーの飲み方|飲むタイミングやダイエットの際に注意することは?

まとめ

コーヒー豆は、産地によってそれぞれ異なる特徴を有しています。
好みのコーヒーを見つけるためには、ぜひこうした細かなポイントにも注目してみてください。

まだあまりコーヒーに詳しくないという場合は、ブラジル産やコロンビア産から試してみるのがおすすめです。

どちらもバランスの良いスタンダードなコーヒーなので、今後の比較に役立ちます。
酸味やコク、甘さに苦みなど、どんな要素をプラスしたいのか考えることで、好みの味わいを見つけやすくなります。

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