コーヒーの味は水で変わる!軟水硬水どちらがおすすめ?
コーヒーを淹れるとき、どんな「水」を使っていますか?
水にもさまざまな種類があり、水道水、浄水器を通した水、ミネラルウォーターでも硬度は多種多様です。
今回の記事ではコーヒーと水の関係についてご紹介します。
コーヒーを淹れる水を変えれば、もっと好みの味わいのコーヒーを楽しめるようになるかもしれませんよ。
目次
コーヒーの味が水で変わる理由は?
「美味しいコーヒーを飲みたい」と思ったときに、コーヒー豆の種類や抽出方法にこだわる方は多いはず。
しかしもう一つ、忘れてはいけないポイントが「水」です。
豆や淹れ方にどれだけこだわっても、選んだ水次第でせっかくのコーヒーが台無しになってしまう恐れもあるのです。
では、いったいなぜ水の種類によってコーヒーの味が変わるのでしょうか。
そこには、「硬度」と「pH」という2つの要素が関連しています。
硬度とは、水分中にどれだけのミネラルが含まれているのか、示すための指標のこと。
実はコーヒーには、ミネラルと反応しやすい性質があります。
ミネラル豊富な硬度の高い水を使うと、コーヒーとの反応が進み、味わいが変化してしまうんです。
一方でpHとは、水の水素イオン指数を示しています。
「水=中性(pH7)」をイメージする方も多いかもしれませんが、水にはさまざまな物質が溶け込んでいて、pHもさまざまです。
コーヒー豆は、酸性の性質を持つ物質であり、水のpHによって味が変わってくると言われています。
コーヒーを入れるのにおすすめの水
では、美味しいコーヒーを淹れるのに適した水は、どのような水なのでしょうか。
まずは硬度に注目してみましょう。
水の硬度の種類で有名なのが、「軟水」と「硬水」です。
両者の違いは、水分中に含まれるミネラル量にあります。
一般的には、1リットルあたりのミネラル含有量が100ミリグラム以下であれば軟水です。
一方で、100ミリグラム以上であれば硬水と定義されています。
それを踏まえて、コーヒーの味わいと硬度の特徴をチェックしてみてください。
どんなコーヒーにも合うのは中硬水
コーヒーを淹れるのに適している水の基本は、軟水と硬水のちょうど間くらいの硬度です。
具体的な硬度は1リットルあたり60~120ミリグラム未満で、中硬水とも呼ばれています。
中硬水を使った場合、コーヒーに含まれる成分がミネラル類と適度に反応します。
酸味や苦みをバランスよく楽しめる、魅力ある1杯に仕上げられます。
酸味を生かしたいなら軟水
コーヒー好きの方の中には、酸味を楽しみたい方も多いはず。
このような場合には、1リットルあたりのミネラル含有量が60ミリグラム未満の軟水を使うのがおすすめです。
ミネラルの反応がほとんど起こらないため、コーヒー豆そのものの味わいを楽しめます。
口当たりがまろやかで、すっきりした雰囲気に仕上がります。
苦みを引き出したいなら硬水
一方で、苦みを活かしたコーヒーを楽しみたいなら、ミネラル含有量が120~180ミリグラム未満の硬水を使ってみてください。
ミネラルとコーヒーの反応が進み、独特な苦みを感じられるでしょう。
コーヒー豆の種類や抽出方法による苦みとは、一味違った雰囲気を楽しめるので、あえて硬水を選ぶのもおすすめです。
超硬水はコーヒーには不向き
1リットルあたりのミネラル含有量が180ミリグラム以上の水を超硬水と言いますが、こちらはコーヒーには向いていません。
ミネラルの作用でコーヒーを上手く抽出できなくなってしまうほか、舌触りも悪くなってしまいます。
コーヒーの味には水のPHも関係する
自分が好みのコーヒーを淹れるのにぴったりの硬度がわかったら、次に考えたいのがpHです。
コーヒー豆は酸性の性質を持つ物質です。
アルカリ性の水を使うことで、コーヒーの苦みや酸味をおさえて、まろやかな味わいを楽しめるようになります。
飲みやすさを重視するなら、ぜひ弱アルカリ性の水を用意してみてください。
コーヒーを水道水で入れるとまずい?美味しく作るコツ
日本の水道水の硬度は、1リットルあたり平均50~60ミリグラム程度です。
つまり、コーヒー本来の味わいを活かせる軟水に分類されます。
pH値は各種条件によって若干異なるものの、弱アルカリ性から中性、弱酸性であるケースが多いため、「コーヒーを淹れるのに適した条件が揃っている」と言えるでしょう。
しかし日本の水道水にはカルキが含まれているため、この影響によって「せっかく入れたコーヒーがまずい」と感じてしまいがちです。
カルキ対策さえしっかりとできていれば、水道水でも美味しいコーヒーを淹れられます。
3つのコツを紹介するので、ぜひ試してみてください。
やかんで沸かして使う
水道水で気になるカルキ臭は、やかんに入れて一度しっかりと沸騰させることで軽減できます。
また水を沸騰させれば、二酸化炭素の含有量を増やせるというメリットも。
二酸化炭素が多く含まれている水のほうがコーヒーが美味しくなると言われています。
新鮮な水を使う
水道水にも鮮度はあり、美味しいコーヒーを淹れるのにおすすめなのは新鮮な水です。
朝一番で蛇口から出てくる水は、一晩その場にとどまっていた水なので、鮮度がいいとはいえません。
少し出しっぱなしにしたあとの水を使うのがおすすめです。
浄水器を通して使う
水道水を使う場合に、もっとも手軽なのが浄水器を使う方法です。
カルキ臭をしっかり取り除きたいなら浄水器を使うと間違いありません。
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コーヒーと水の関係まとめ
美味しいコーヒーを淹れるために、忘れてはいけないのが水との関係についてです。
「コーヒーをより一層美味しくしてくれる水」という視点で、好みにあった種類を選んでみてください。
水道水を使う場合でも、ちょっとしたコツでコーヒーはさらに美味しくなります。
「豆にも淹れ方にもこだわっているはずなのに、なぜかコーヒーがまずい…」と感じたときには、水の種類を変えてみると、納得の味に出会えるかもしれませんよ。
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