コーヒー豆から作られるお酒、コーヒーリキュール。
コーヒーリキュールの中でも「カルーア」は特に有名で、「カルーアミルク」は飲んだことがある人も多いのではないでしょうか？

この記事ではコーヒーリキュールの基礎知識や美味しい飲み方、カクテル以外の使い道などをご紹介します。
コーヒーリキュールを使った飲み物はリラックスタイムにもぴったり。
お酒好きの人は是非チェックしてみてくださいね。

コーヒーリキュールとはどんなお酒？カルーアとの違いは？

コーヒーリキュールとは、そもそもどのようなお酒なのでしょうか？
まずはその歴史や、混同しがちなカルーアとの違い、そして有名な銘柄について紹介します。

コーヒーリキュールの歴史

コーヒーリキュールというお酒が誕生した時期は、正確にはわかっていません。
そもそもコーヒーリキュールとは、蒸留酒にコーヒーの風味を移して作られたお酒のこと。

シンプルな製法で作られており、またリキュール自体の歴史が非常に古いことを考慮すると、コーヒーリキュールも古い時代から親しまれてきたお酒であると考えられるでしょう。

ちなみに、コーヒーリキュールの中でも、特に有名なのが「カルーア」という商品です。
メキシコ発祥のカルーアが誕生したのは、1936年だと言われています。

コーヒーリキュールとカルーアの違いって？

先ほどもお伝えしたとおり、コーヒーリキュールはお酒の種類を表す言葉です。
一方でカルーアは、世界中に数多く存在するコーヒーリキュールの中の商品名の一つとなります。

「コーヒーリキュール＝カルーア」というイメージも強いですが、実際にはカルーア以外のコーヒーリキュールも数多く存在しているのです。
色々な味、香りがあるためこれまでカルーアしか知らなかったという人も、ぜひさまざまなコーヒーリキュールに注目してみてください。

コーヒーリキュールの有名な銘柄

では、カルーア以外のコーヒーリキュールには、どのような種類があるのでしょう？
有名な銘柄をいくつか紹介します。

有名なコーヒーリキュール①【ティア・マリア】

ジャマイカ発祥のコーヒーリキュールで、スピリッツベース、アルコール度数は20％ほどです。
程よい甘みと、後に残る心地よい苦みが、コーヒーらしい味わいを楽しませてくれます。

有名なコーヒーリキュール②【パトロンXOカフェ】

その名のとおり、パトロンというテキーラをベースに作られたコーヒーリキュールで、アルコール度数は35％程度です。
コーヒーとテキーラの風味が、バランスよく楽しめるお酒です。

ちょっと意外なコーヒーリキュール【泡盛コーヒー】

沖縄の泡盛をベースに作られるお酒で、アルコール度数は12％です。
その他のコーヒーリキュールと比較してアルコール度数が低いこと、そしてまるでキャラメルのような風味を楽しめることからも、女性人気も高いお酒です。

コーヒーリキュールの割り方おすすめ3選

コーヒーリキュールは割ってカクテルにして楽しむのが定番スタイル。
ここでは人気の割り方を3つ紹介します。

コーヒーリキュールの割り方①カルーアミルク

コーヒーリキュールをミルクで割ると、有名なカクテル「カルーアミルク」が出来上がります。
甘い飲み口のカクテルで、まろやかな口当たりが女性に人気です。

飲みやすい割にアルコール度数が高いお酒なので、お店で飲むときは要注意。
自宅で作る際には、コーヒーリキュールとミルクの割合をお好みで調整してみてください。

コーヒーリキュールの割り方②ブラックルシアン

「ブラックルシアン」は、コーヒーリキュールにウォッカを混ぜて作るカクテルです。
ウォッカ2に対して、コーヒーリキュール1の割合で混ぜ合わせましょう。
氷をたっぷり入れたグラスに注げば完成です。

アルコール度数は高いものの、突き抜けるようなコーヒーの風味が、多くの人を虜にしています。

コーヒーリキュールの割り方③ピカドール

コーヒーリキュールにテキーラを組み合わせると、「ピカドール」というカクテルになります。
こちらも、テキーラ2に対してコーヒーリキュール1の割合で混ぜ合わせましょう。
こちらも氷を入れたグラスに注いで。

ピカドール（闘牛）という名前にふさわしい、パンチの効いた風味を楽しめるお酒です。

コーヒーリキュールの簡単な作り方

コーヒーリキュールは、実は家庭でも作れます。
ホワイトリカーとコーヒー豆さえ手に入れれば、作り方はそれほど難しくありません。
ぜひ挑戦してみてくださいね。

【材料】

• ホワイトリカー　1リットル
• 焙煎したコーヒー豆　100グラム
• 氷砂糖　120グラム

【作り方】

1. 清潔な密閉容器に全ての材料を入れ蓋を閉める
2. 数日に一回程度振って全体を混ぜ合わせる
3. 約1か月で完成

焙煎コーヒー豆は、好みの豆を選べばOK。
豆の違いによるコーヒーリキュールの風味も、ぜひ楽しんでみてください。

コーヒーリキュールはお菓子にも使える？

風味豊かなコーヒーリキュールは、お菓子にも使えます。
ティラミスのシロップとして使ったり、バニラアイスにトッピングしたりすれば、手軽にコーヒー風味をプラスできます。

また、焼き菓子の仕上げにシロップとして塗るのもおすすめです。
お菓子作りの途中でリキュールを混ぜ込むよりも、コーヒーらしい華やかで芳醇な香りを楽しませてくれます。

もともとコーヒーはお菓子との相性も良いもの。
ぜひ、好みのお菓子と組み合わせてみてください。

大好きなコーヒーでボディメイクするならチャコールコーヒーがおすすめ

毎日を幸せな気分にしてくれるコーヒーでダイエットをサポートできたり、ボディメイクできるなら嬉しいもの。
体の余分なものを吸着して排出してくれるチャコール（炭）を配合したチャコールコーヒーを選べば、毎日のコーヒー時間が綺麗を作る時間に変わります。

体重や体型が気になるという人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

チャコールコーヒーの飲み方｜飲むタイミングやダイエットの際に注意することは？

コーヒーリキュールのまとめ

コーヒーリキュールは、アルコールベースにコーヒー豆を組み合わせて作るお酒です。
カルーアミルクの印象が強いですが、楽しみ方はそれだけではありません。
別のお酒と合わせてカクテルとして楽しむのも良し、お菓子と組み合わせて濃厚なコーヒーの風味を味わうもよし。

自宅でコーヒーリキュールを作れば、より身近に楽しめるはずです。
今回紹介した簡単レシピも参考にしながら、ぜひコーヒーリキュールの世界に親しんでみてください。

コーヒーで置き換えダイエットできる？効果的なやり方を紹介