
JOURNAL
COFFEE
バターコーヒーで本当にダイエットできる?作り方も紹介
美容やダイエットに関心を持つ人たちの間で注目されているバターコーヒーをご存知ですか?
「完全無欠コーヒー」という異名でも親しまれていて、専門ショップがオープンするほどの人気ぶりなんです。
とはいえ、高カロリーなバターを入れて本当にダイエットになるの?と疑っている人も多いのではないでしょうか。
今回はそんなバターコーヒーについて、基本情報や作り方、おすすめダイエット法などをわかりやすく解説します。
目次
バターコーヒーとはそもそもどんな飲み物?
バターコーヒーでダイエットをしてみたい!と思ったら、まずはバターコーヒーがどんなものなのかを知っておきましょう。
バターコーヒーとは、こんな飲み物です。
コーヒーにグラスフェッドバターとMCTオイルを入れたもの
バターコーヒーを端的に説明すると、「ブラックコーヒーに良質な脂質を組み合わせて作った飲料」です。
その名称から、「コーヒーに何でもいいからバターを入れる」と勘違いしがちですが、そういうわけではありません。
バターコーヒーの材料は、以下の3つです。
- ブラックコーヒー
- グラスフェッドバター
- MCTオイル
グラスフェッドバターとは、牧草だけを食べて育った牛のミルクで作ったバターのこと。
とても希少なバターですが、一般的なバターよりもはるかに栄養価が高いことで知られています。
バターコーヒーで摂取できる注目の栄養素といえば、オメガ3脂肪酸です。
一般的なバターにもオメガ3脂肪酸は含まれていますが、グラスフェッドバターに含まれる量は、その約5倍と言われています。
そしてMCTオイルは、中鎖脂肪酸を多く含む天然由来の植物油です。
動物性油脂に含まれる長鎖脂肪酸よりも分子量が小さいため、体内に吸収されるスピードが速く、エネルギーとして消費されやすいと言われています。
気になる味についてですが、コーヒーならではのコクや苦みを残しつつ、全体的にまろやかになります。
バターの香りはほんのりと楽しめるものの、油分でべたつくようなこともありません。
カフェオレやカプチーノのように、ブラックコーヒーが苦手な方でも飲みやすい味に仕上がります。
シリコンバレーの起業家が考案
バターコーヒーを考案したのは、アメリカ・シリコンバレーの起業家、デイヴ・アスプリー氏です。
彼は、チベットを訪れた際にバター茶を飲み、その効果を認識したというエピソードがあります。
その後、お茶ではなく、コーヒーとバターを組み合わせたレシピを作ったのがバターコーヒーの始まりです。
「完全無欠コーヒー」として日本でもブームに
日本でバターコーヒーが注目されるきっかけになったのは、2016年に発行された1冊の本です。
デイヴ・アスプリー氏の著書『The Bulletproof Diet』が翻訳され、『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』というタイトルで発売されました。
この著書の中で、「Bulletproof Coffee(完全無欠コーヒー)」として紹介された飲み物こそが、バターコーヒーだったのです。
デイヴ・アスプリー氏の著書で特徴的だったのは、「ダイエットしつつ、自身のパフォーマンスを最大限に発揮する」ことをテーマとしていた点です。
ただ痩せるのではなく、エネルギーや集中力を高め、充実した毎日を送るための「最強の食事」こそが、バターコーヒーなのでしょう。
バターコーヒーの作り方
専門店がオープンするほど人気のバターコーヒーですが、材料さえ揃えておけば、実は簡単に手作りできます。
日々の食事に取り入れるためにも、ぜひ自宅で挑戦してみてください。
バターコーヒーに必要なもの
バターコーヒーに必要な材料は、ブラックコーヒー、グラスフェッドバター、MCTオイルの3つです。
ブラックコーヒーは、ドリップで淹れても、インスタントのものでも構いません。
グラスフェッドバターやMCTオイルも、近年の人気上昇に伴って取り扱い店舗が増えていますから、ぜひ身近な場所で探してみてください。
コーヒー1杯当たりに必要なグラスフェッドバターは大さじ1杯程度です。
MCTオイルは小さじ1杯~大さじ1杯で調整しつつ、ブレンダーやミキサーで全体をよく混ぜ合わせましょう。
バターコーヒーを作るときのポイント
バターコーヒーを作る際に、覚えておきたいポイントは2つあります。
まず、コーヒーに砂糖やミルクは入れないことです。
ブラックコーヒーが苦手…と感じる方も、バターコーヒーにすることで飲み口がまろやかになります。
ブラックコーヒーのとがった感じがなくなるので、飲みやすいはず。
もう一点重要なのは、コーヒーにバターとオイルを加えたあとは、しっかりと混ぜ合わせるという点です。
しっかりと混ぜ合わせることで乳化が進みます。
これによって、脂肪の燃焼効率が上がると言われていますから、少し面倒でも丁寧に作業してみてください。
ブレンダーがない場合、泡だて器を使うのもおすすめですよ。
MCTオイル入りのコーヒーを使う手も
市販されているコーヒーの中には、最初からMCTオイルが配合されているものもあります。
わざわざMCTオイルを購入する必要がないため、経済的負担が少なくなります。
また、「バターだけ用意すればいい」「作る際の手間を軽減できる」といったメリットも期待できます。
毎日続けやすくなりますから、ぜひ上手に取り入れてみてください。
バターコーヒーを取り入れたダイエットの方法
ここからは、バターコーヒーを使ったダイエット方法について見ていきましょう。
どの程度痩せたいのか?を考えた上で、以下の2つの方法を試してみてください。
1.朝食をバターコーヒーに置き換える
バターコーヒーでおすすめなのは、朝食置き換えダイエットです。
やり方は簡単で、朝食の代わりにバターコーヒーを1杯飲むだけでOK。
朝食分のカロリーや糖質をカットすることで、ダイエット効果が期待できることと、1日の始まりに飲むことでエネルギーを燃やすサポートもしてくれます。
2.朝食をバターコーヒーに置き換え、さらに糖質を控える
ダイエットに慣れている方や、できるだけ素早く体重を落としたい方には、朝食置き換えと並行して、昼食・夕食のメニューに工夫するのがおすすめです。
- 朝(バターコーヒー)+昼(普通)+夜(主食控えめ、もしくはなし)
- 朝(バターコーヒー)+昼(主食控えめ、もしくはなし)+夜(主食なし)
このように、自身の体調や目的に応じて、臨機応変に調整してみてください。
バターコーヒーダイエットのメリット
バターコーヒーダイエットが人気を集める理由は、そのメリットにあります。
ダイエットに挑戦するなら、ぜひ頭に入れておきましょう。
バター入りなので腹持ちがいい
コーヒー置き換えダイエットは以前から人気ですが、「すぐにお腹が空いてしまう…」というデメリットがありました。
良質な脂質を取り入れたバターコーヒーには、腹持ちが良くお腹が空きにくいというメリットがあります。
置き換えダイエットをしても、「すぐにお腹が空いてしまってイライラする」という状況を防ぎやすくなるので成功率も高まります。
またバターコーヒーに含まれる良質な脂質は、脳の働きを向上させ、素早くエネルギーになると言われています。
朝に1杯のバターコーヒーを取り入れることで、午前中の集中力や活力をアップさせられる点も、メリットと言えるでしょう。
手軽で美味しいので続けやすい
どんなに効果的なダイエット法でも、継続できなければ意味がありません。
その点バターコーヒーの場合、美味しくて手軽なため、継続しやすいという特徴があります。
「毎朝コーヒーを飲むのが習慣になっている」という方は多いのではないでしょうか?
朝食を抜き、コーヒーをバターコーヒーに変えるだけなので、忙しい人でも実践しやすい方法です。
バターコーヒーまとめ
今回は、近年注目を集めているバターコーヒーについて紹介しました。
アメリカ・シリコンバレー発のバターコーヒーは、ダイエットにも日々の活力アップにも効果的です。
アレンジコーヒーとしての完成度も高く、飲みやすい点も魅力と言えるでしょう。
バターコーヒーを楽しめるお店も増えていますが、続けることを考えると、やはり自宅で手作りするのがおすすめです。
普段のコーヒーにプラスして、グラスフェッドバターとMCTオイルさえ用意すれば作れるので、ぜひ一度試してみてください。
ーーーーーーーーーー
毎日のコーヒーでカラダを変える新習慣、C COFFEE
C COFFEEに入っているのは上質な“チャコール(炭)”を始め、美容と健康に良いものだけ。
すっきりした毎日を過ごすためにいらないものだけをカラダの外に出す、シンプルで洗練されたコーヒーです。
毎日のコーヒーでカラダと心のコンディションを整える。飲むたびに理想の自分に近づけてくれる、新しい習慣です。