バターコーヒーの作り方を解説!ポイントや摂取するメリットもご紹介
美容やダイエットに関心を持つ人たちの間で注目されているバターコーヒーをご存知ですか?
「完全無欠コーヒー」という名前でも知られていて、専門ショップがオープンするほどの人気ぶりなんです。
でも、実際バターコーヒーが何に良いのか、ダイエットにどう使えるのか知らない人も多いのでは?
今回はバターコーヒーについて、基本情報や作り方、おすすめダイエット法などをわかりやすく解説します。
目次
バターコーヒーとはそもそもどんな飲み物?
バターコーヒーでダイエットをしてみたい!と思ったら、まずはバターコーヒーがどんなものなのかを知っておきましょう。
コーヒーにグラスフェッドバターとMCTオイルを入れたもの
バターコーヒーを端的に説明すると、「ブラックコーヒーに良質な脂質を組み合わせて作った飲料」です。
その名称から、「コーヒーに何でもいいからバターを入れる」と勘違いしがちですが、そういうわけではありません。
バターコーヒーの材料は、以下の3つです。
- ブラックコーヒー
- グラスフェッドバター
- MCTオイル
グラスフェッドバターとは、牧草だけを食べて育った牛のミルクで作ったバターのこと。
とても希少なバターですが、一般的なバターよりもはるかに栄養価が高いことで知られています。
そしてMCTオイルは、中鎖脂肪酸を多く含む天然由来の植物油です。
体内に吸収されるスピードが速く、エネルギーとして消費されやすいと言われています。
気になる味についてですが、コーヒーならではのコクや苦みを残しつつ、全体的にまろやかになります。
バターの香りはほんのりと楽しめるものの、油分でべたつくようなこともありません。
カフェオレやカプチーノのように、ブラックコーヒーが苦手な方でも飲みやすい味です。
「完全無欠コーヒー」として日本でもブームに
日本でバターコーヒーが注目されるきっかけになったのは、2016年に発行された1冊の本です。
デイヴ・アスプリー氏の著書『The Bulletproof Diet』が翻訳され、『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』というタイトルで発売されました。
この著書の中で、「完全無欠コーヒー」として紹介された飲み物こそが、バターコーヒーだったのです。
この本で特徴的だったのは、「ダイエットしつつ、自身のパフォーマンスを最大限に発揮する」ことをテーマとしていた点です。
ただ痩せるのではなく、エネルギーや集中力を高め、充実した毎日を送るための「最強の食事」こそが、バターコーヒーというわけです。
バターコーヒーの作り方
専門店がオープンするほど人気のバターコーヒーですが、材料さえ揃えておけば、実は簡単に手作りできます。
日々の食事に取り入れるためにも、ぜひ自宅で挑戦してみてください。
バターコーヒーに必要なもの
- ブラックコーヒー コーヒーカップ1杯分
- グラスフェッドバター 大さじ1
- MCTオイル 小さじ1~大さじ1(好みで)
バターコーヒーに必要な材料は、ブラックコーヒー、グラスフェッドバター、MCTオイルの3つです。
ブラックコーヒーは、ドリップで淹れても、インスタントのものでも構いません。
コーヒー1杯当たりに必要なグラスフェッドバターは大さじ1杯程度です。
MCTオイルは小さじ1杯~大さじ1杯で調整しつつ、ブレンダーやミキサーで全体をよく混ぜ合わせましょう。
バターコーヒーを作るときのポイント
バターコーヒーを作る際に、覚えておきたいポイントは2つ。
- コーヒーに砂糖やミルクは入れない
- 全体をよくまぜあわせる
まず、コーヒーに砂糖やミルクは入れないことです。
ブラックコーヒーが苦手…と感じる方も、バターコーヒーにすることで飲み口がまろやかになります。
ブラックコーヒーのとがった感じがなくなるので、飲みやすいはず。
もう一点重要なのは、コーヒーにバターとオイルを加えたあとは、しっかりと混ぜ合わせるという点です。
しっかりと混ぜ合わせることで乳化が進みます。
これによって、脂肪の燃焼効率が上がると言われていますから、少し面倒でも丁寧に作業してみてください。
ブレンダーがない場合、小さな泡だて器を使うのもおすすめですよ。
MCTオイル入りのコーヒーを使う手も
市販されているコーヒーの中には、最初からMCTオイルが配合されているものもあります。
わざわざMCTオイルを購入する必要がないため、経済的負担が少なくなります。
また、「バターだけ用意すればいい」「作る際の手間を軽減できる」といったメリットも期待できます。
毎日続けやすくなりますから、ぜひ上手に取り入れてみてください。
バターコーヒーを取り入れたダイエットの方法
ここからは、バターコーヒーを使ったダイエット方法について見ていきましょう。
どの程度痩せたいのか?を考えた上で、以下の2つの方法を試してみてください。
1.朝食をバターコーヒーに置き換える
バターコーヒーでおすすめなのは、朝食置き換えダイエットです。
やり方は簡単で、朝食の代わりにバターコーヒーを1杯飲むだけでOK。
朝食分のカロリーや糖質をカットすることで、ダイエット効果が期待できることと、1日の始まりに飲むことでエネルギーを燃やすサポートもしてくれます。
2.朝食をバターコーヒーに置き換え、さらに糖質を控える
ダイエットに慣れている方や、できるだけ素早く体重を落としたい方には、朝食置き換えと並行して、昼食・夕食のメニューに工夫するのがおすすめです。
- 朝(バターコーヒー)+昼(普通)+夜(主食控えめ、もしくはなし)
- 朝(バターコーヒー)+昼(主食控えめ、もしくはなし)+夜(主食なし)
このように、自身の体調や目的に応じて、臨機応変に調整してみてください。
バターコーヒーダイエットのメリット
バターコーヒーダイエットが人気を集める理由は、そのメリットにあります。
ダイエットに挑戦するなら、ぜひ頭に入れておきましょう。
バター入りなので腹持ちがいい
コーヒー置き換えダイエットは以前から人気ですが、「すぐにお腹が空いてしまう…」というデメリットがありました。
良質な脂質を取り入れたバターコーヒーには、腹持ちが良くお腹が空きにくいというメリットがあります。
置き換えダイエットをしても、「すぐにお腹が空いてしまってイライラする」という状況を防ぎやすくなるので成功率も高まります。
またバターコーヒーに含まれる良質な脂質は、脳の働きを向上させ、素早くエネルギーになると言われています。
朝に1杯のバターコーヒーを取り入れることで、午前中の集中力や活力をアップさせられる点も、メリットと言えるでしょう。
手軽で美味しいので続けやすい
どんなに効果的なダイエット法でも、継続できなければ意味がありません。
その点バターコーヒーの場合、美味しくて手軽なため、継続しやすいという特徴があります。
「毎朝コーヒーを飲むのが習慣になっている」という方は多いのではないでしょうか?
朝食を抜き、コーヒーをバターコーヒーに変えるだけなので、忙しい人でも実践しやすい方法です。
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チャコールコーヒーの飲み方|飲むタイミングやダイエットの際に注意することは?
バターコーヒーまとめ
今回は、近年注目を集めているバターコーヒーについて紹介しました。
アメリカ・シリコンバレー発のバターコーヒーは、ダイエットにも日々の活力アップにも効果的です。
アレンジコーヒーとしての完成度も高く、飲みやすい点も魅力と言えるでしょう。
バターコーヒーを楽しめるお店も増えていますが、続けることを考えると、やはり自宅で手作りするのがおすすめです。
普段のコーヒーにプラスして、グラスフェッドバターとMCTオイルさえ用意すれば作れるので、ぜひ一度試してみてください。
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