コーヒーの生豆の保存方法は?長期保存するためのポイントを解説
コーヒー豆は鮮度が落ちやすく、美味しく楽しむためには購入後すぐに飲み切ることが大切…間違ってはいませんが、それは焙煎した豆の話。
焙煎する前の生コーヒー豆であれば、実は長期保存することができるんです。 今回の記事ではコーヒーの生豆の保存についてご紹介します。
生豆を買って自分で焙煎するという方は必見です!
目次
コーヒーの生豆は長期保存は可能
コーヒー豆を美味しく保管できる期間は、豆の状態によって異なります。
いったん焙煎してしまった豆は、長期保存がききません。
正しく保存したとしても、1ヶ月程度で飲み切るのがベストでしょう。
一方で、焙煎前の生豆の状態であれば、コーヒーの長期保存は決して難しくありません。
正しい方法さえ知っていれば、なんと年単位での保存も可能なのです。
「コーヒー豆を大量購入してストックしておきたい」という場合には、ぜひ生豆の状態で購入してみてください。
コーヒーの生豆の保存方法は?
ではコーヒーの生豆は、具体的にどう保存すれば良いのでしょうか。
4つのポイントを解説します。
コーヒー生豆は常温保存でOK
コーヒー生豆は、常温での長期保存が可能です。
直射日光は避けて、できるだけ安定した環境を選びましょう。
それほど神経質になる必要はありませんが、パントリーや床下収納庫内などがあれば最適です。
紫外線を避けるため麻袋がおすすめ
コーヒー生豆の保管には、麻袋を使用するのがおすすめです。
麻袋は、紫外線を避けるだけではなく、内部に湿気が溜まるのも防いでくれます。
コーヒー専門店で生豆を購入した場合、麻袋に入れてもらえるケースも多いはず。
その場合は別の容器に移し替えず、そのまま保管するのがおすすめです。
瓶で保存する場合は冷蔵庫に
コーヒー生豆を瓶に移し替える場合は、冷蔵庫内で保管しましょう。
おすすめは野菜室です。
使うとき、冷蔵庫から出してすぐに開封すると結露で豆が傷んでしまいます。
密閉された状態のままでしっかりと室温まで戻し、その上で開封するのがおすすめです。
生豆を常温保存する場合は風通しの良い場所で
常温保存を選択する場合、もう一点注意しなければならないのが湿度についてです。
できるだけ風通しの良い場所を選び、湿気が溜まらないよう注意してください。
コーヒーの生豆の保存期間はどのくらい?
保管場所を決めたら、やはり気になるのが保存期間です。
生豆の状態でコーヒーを購入した場合、どれくらい保存できるのでしょうか?
生豆の保存期間は収穫から2年が目安
コーヒー生豆の保存期間は、保管場所や各種条件によっても異なります。
そのため一概に「何年まで」とは言い切れませんが、一般的な目安は2年程度と言われています。
ただしここで注意したいのは、「収穫日から2年」という点です。
「購入日から2年」ではない点に注意してください。
コーヒー生豆を買うときに収穫時期の確認を
長期保存を前提にコーヒー生豆を購入する場合、重要なのは「いつ収穫された豆なのか?」という点です。
収穫されたコーヒー豆が日本の店頭に並び購入されるまでには、ある程度の時間が経過している可能性もあるでしょう。
お店側にて、すでに一定期間保存されていた場合、自宅で保存できる期間は短くなってしまいます。
コーヒー生豆には、収穫時期に応じて以下のような種類があります。
- ニュークロップ → その年に収穫されたばかりの新しい豆のこと
- カレントクロップ → その年に収穫されたが、やや時間が経過している豆のこと
- パストクロップ → 前の年に収穫された豆のこと
- オールドクロップ → 前年よりも以前に収穫された豆のこと
一般的に流通しているのは、パストクロップまでですが、業者によってはオールドクロップを扱っているケースもあります。
どういった豆なのか、購入前にしっかりと確認しておきましょう。
長期保存を前提に購入するなら、ニュークロップやカレントクロップを選択するのがおすすめです。
一方で、あえて収穫から時間を置き、まろやかさが増したコーヒー豆を好む方もいます。
用途や好みに合わせて、生豆を購入してみてください。
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チャコールコーヒーの飲み方|飲むタイミングやダイエットの際に注意することは?
コーヒーの生豆保存のまとめ
焙煎前の生豆の状態なら、コーヒーは長期保存が可能です。
「自宅で焙煎から楽しみたい!」と思う方にとっては、メリットの大きい購入スタイルと言えるでしょう。
生豆であれば、保存状態にもそれほど気を使う必要はありません。
コーヒーを、より身近な存在として楽しんでみてください。
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