C COFFEE Life #10 イタリアンビストロ オーナーシェフ 天野智詞さん C COFFEE Life #10 イタリアンビストロ オーナーシェフ 天野智詞さん
INTERVIEW

C COFFEE Life #10 イタリアンビストロ オーナーシェフ 天野智詞さん

各業界でご活躍されているC COFFEEユーザーの方々に、ライフスタイルへのこだわりや、C COFFEEのある生活などについて伺います。


料理にも生活にも「自分に嘘をつかない」ことが大切

柔らかな陽が差し込む美しくセットされたテーブル席と、シェフとの距離感が心地よいカウンター席でつくられた温かな空間のお店。
訪れると、キッチンで爽やかな笑顔を浮かべながら出迎えてくれた天野さん。
食に対する思いと、お客様の楽しい食事時間のためにこだわる天野さんにとって、コーヒーを飲むひとときとは。

—シェフになったきっかけやお店を立ち上げるまでのいきさつを教えてください

「小学生の頃、母親が定期的に届くキットみたいなものでお菓子づくりをしていたんです。
それをよく手伝ったことがキッチンに立つようになったきっかけです。
そのうち、お菓子だけでなく料理を作るようになっていきました。飽きることがなかったので、『小学生の時から料理好き』と言えます。
料理に問わず、何か物作りをするということはその前から好きでしたね。
ちょうどテレビで“料理の鉄人”をやっていた時代で、自分自身すごくよく観ていたし、料理人ブームみたいなものもあったと思うので、気持ちはより料理にいっていたような気がします。
その頃から、将来は西洋料理のシェフになりたいと思っていました。しかし時代的にも親の意見を聞き、一度大学進学をしました。
でも、料理への想いが消えず、一年で中退して、調理師専門学校に入り直しました。

学校では和洋中全てを学ぶコースを取っていたのですが、その学生時代に当時すでに名門だったイタリアンレストラン『ラ ベットラ』の落合シェフの本を読み、強い感銘を受けました。
その強い思いは途絶えず、専門学校を卒業後にそのままラ ベットラの門を叩きました。
運良くとってもらえ、最初に入った同期は十数人いましたが、結局最後までいたのは僕1人でした(笑)。
それだけ厳しい世界だとは思いますが、僕自身はとにかく『料理が好き』という思い一つでやれてきたように思います。
落合シェフの元で勉強させていただいたあと、本場イタリアのお店でも修行を積みました。そして、いまは日本で自分のお店を持っています。
コロナ禍という今までにない状況でオープンしましたが、“好きな料理ができること” “食べる人に喜んでもらえること”があるだけで、個人的にはとても充実していると思います。」

—シェフとしてやお店のこだわり、お客様のために大切にしていることは何ですか?

「料理自体が好きなので、絶対イタリアンがいいとか、イタリア料理だけを極めたいというのはなくて、基本的には『美味しい料理を作りたい』をいう思い一つでやっています。
和食や中華といった、別ジャンルのあらゆる料理からも学び、アイデアを得ています。
ですが、食べにきてくださる方はイタリアンを求めていますし、僕自身も創作料理にするつもりはなく、あくまでちょっとしたアイデアとして落とし込むようにすることには気をつけています。

また、お店をきちんと運営すること、そしてお客様にも美味しい料理をお届けするためにも必ず守るようにしているのは『自分に嘘をつかない』ことです。
言い換えると、妥協しないということですかね。お客様は出された時点での料理しかわからないからこそ、料理の提供に欠かせない仕込み、食材選び一つ取っても自分が『これでいいか』と思うようなものは絶対に使いません。
自分に後ろめたさがあっては、出すものに自信が持てないので。
レストランをやること、美味しい料理を提供することは、自分1人でできることではなく、食材を作っている人や会社、配送する人などいろんなことが関わるので状況にも左右されます。
だからこそ、丁寧にやっていくことの積み重ねが、トラブル回避やアイデア想起、日々の満足につながると思っています。
自分に嘘をつかず自身を満足させることは、お客様へより良い料理を提供することと同じだと思います。」

—忙しい日々で、健康のために気遣っていることを教えてください

「お客様とも接しますし、体が資本の仕事なので、不規則な生活をせず健康には気をつけるようにしています。
ちゃんとスポーツをする時間はあまりない分、自宅からお店まで、毎日自転車に乗って通勤しています。往復で2時間強くらいですかね。
というのも、コロナがきっかけで、この店を作る前に働いていた店に出勤していた時から電車通勤をやめたんです。
その頃から自転車に乗るようにして当時は30分くらいだったので、今の店までは倍くらいに距離が遠くなったのですが、毎日乗っていると慣れるもので乗らない方が気持ち悪くなりました(笑)。

夜は店を閉めてからで帰りの時間は結構遅いですが、妻が作ってくれているので必ず夕飯は食べます。
時間は気にせず、夜中でも食べたいものは食べるようにしています。
それでも体に影響がないのは、仕事をして、自転車乗ってと体力を使っていて、ちゃんと消費できているからなのかなと思います。
朝も起きて必ず家族と朝食を食べます。
1人だったら寝ていて食べないかもしれませんが(笑)、夜が遅いので朝しか子どもと会える時間がないこともあって、その時間を取りたいからできていると思います。
時間を気にせず食事を取っていても、リズムを作り規則正しい生活をしていることで、かえって健康的にいられているようです。」

—コーヒーはお好きですか?どんな時に飲むのでしょうか。

「好きなので、よく飲んでいると思いますね。朝は毎日欠かさず飲んでいます。
あとは、事務作業するときなど、集中できることもありよく飲みます。」

—C COFFEEはどのように取り入れていますか?

「食事や運動前に摂るのも良いと知って、自転車での通勤前に飲んでから出るようにしています。
燃焼する気がしますし、何より、”自転車こぐ前に1杯”という感じで日々の習慣にできていいですね。
可能な限り規則正しい生活を保つために、ルーティーンできることはしたいタイプなので、C COFFEEは他の生活習慣に併せてすっと取り入れやすかったので飲みやすく重宝しています。」

 

—天野さんにとってC COFFEEライフはどういうものでしょうか?

「一つ崩れると他もずれ込むため、C COFFEEを飲み忘れないことは他の習慣にも良い影響になっているので、僕にとっては生活リズムを整えるためのアイテムにもなっていると思います。」

\天野さんのオススメ飲み/
「急いでいるときも、さっとゴクゴク飲めるアイスコーヒーで!」

PROFILE

天野 智詞さん 

銀座「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」で修行し、イタリアンの重鎮 落合務氏に師事。
トスカーナ『da caino』(ミシュラン二ッ星)、シチリア『Duomo』(ミシュラン二ッ星)の姉妹店『I BANCHI』で研鑽を積む。
帰国後、人形町「イル・プロフーモ」でシェフを務める。第一回ACCI(イタリア料理協会)イタリア料理コンテストにてグランプリを受賞。

2022年6月「restaurant origami レストラン オリガミ」をオープン。

Instagram / @restaurant_origami

毎日のコーヒーでカラダを変える新習慣、C COFFEE

C COFFEEに入っているのは上質な“チャコール(炭)”を始め、美容と健康に良いものだけ。すっきりした毎日を過ごすためにいらないものだけをカラダの外に出す、シンプルで洗練されたコーヒーです。毎日のコーヒーでカラダと心のコンディションを整える。飲むたびに理想の自分に近づけてくれる、新しい習慣です。