コーヒーをより美味しく楽しみたいなら、「砂糖」にこだわってみてはいかがでしょうか。
砂糖を変えれば、コーヒーの風味も変わります。
この記事ではコーヒーにおすすめの砂糖の種類や、それぞれの特徴について解説します。
ダイエット中におすすめの種類や、健康に良い砂糖も紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

コーヒーに合う砂糖はどれ？特徴を解説

砂糖には、さまざまな種類があります。
コーヒーにおすすめの砂糖を4つ紹介するので、それぞれの特徴をチェックしてみてください。

コーヒーとの相性抜群「コーヒーシュガー」

コーヒーシュガーは、コーヒーに合うよう開発された、いわば「コーヒー専用の砂糖」です。
独特の茶褐色は、カラメル香味成分によるもの。
氷砂糖を使うことで、完全に溶け切るまでに少し時間がかかるという特徴があります。

最初のうちは、砂糖の風味はごくわずかで、コーヒーのコクや香りを引き立ててくれます。
また、時間の経過とともに砂糖が溶け出し、味わいの変化を楽しめるようになります。

どこでも手軽に手に入る「上白糖」

上白糖は、調理にも使われる一般的な砂糖です。
価格も安く、「わざわざ特別なものを用意する必要がない」というメリットがあります。

上白糖は、グラニュー糖に転化糖を加えて作られているため、しっとりとした、力強い甘みをプラスしてくれます。

コクとまろやかさのある「てんさい糖」

まるで大根のような、テンサイという野菜から作られるのがてんさい糖です。
柔らかく、自然で優しい甘みが特徴的。
主張し過ぎないため、コーヒーの味わいとコクを引き立ててくれます。
健康を意識する方にもおすすめの甘さです。

香ばしい風味の「三温糖」

加熱しているため、まるでカラメルのような香ばしさを楽しめるのが三温糖です。
強いコクと風味は、コーヒーにも負けません。
普段とは違う味わいを楽しみたいときには、ぜひ三温糖を選んでみてください。

ダイエット中にコーヒーに入れる砂糖はこれがおすすめ

低カロリーのコーヒーは、ダイエット中にもおすすめの飲料です。
ブラックコーヒーを選ぶのが一番ですが、「苦くて飲みにくい…」と感じる方も多いのではないでしょうか。
こんなときには、ダイエット中にもおすすめの砂糖を試してみてください。
おすすめの2種類を紹介します。

糖質ゼロの甘味料

ダイエット中には、砂糖の代わりに糖質ゼロの甘味料を取り入れてみてください。
人工甘味料不使用、天然素材から作られた甘味料なら、不自然な風味もなく使いやすいはず。
普段の砂糖と使い方は変わらず、コーヒーの風味を損なう恐れもありません。
手軽にカロリーダウンできる方法なので、ぜひ試してみてください。

少量で強い甘みを感じる黒糖

強い甘みを楽しませてくれる黒糖なら、使用量を抑えられ、1度に摂取する量が減少すれば、カロリーカットにつながります。

黒糖入りのコーヒーは、独特のコクや甘さを楽しませてくれます。
まるで黒蜜のような甘さが、コーヒーの新たな魅力を引き出してくれるはずです。
飲みごたえもあり、ダイエット中の置き換えにもおすすめできます。

コーヒーを甘くするならこれもおすすめ

コーヒーを甘くする方法は、砂糖だけではありません。
砂糖以外の甘さを取り入れることで、新鮮なアレンジメニューを楽しめます。
2つのおすすめアレンジを試してみてください。

ベトナム風になるコンデンスミルク

コーヒーにコンデンスミルク、つまり練乳を入れて作られるのがベトナム風コーヒーです。
コンデンスミルクならではの濃厚な甘さが、コーヒーにコクと奥深さをプラス。
砂糖では出せない甘みと独特の風味に、夢中になる方も少なくありません。

コンデンスミルクの量は、お好みで調整してください。
冷蔵庫で余りがちな練乳の消費にも、おすすめのコーヒーレシピです。

コクと香りが楽しめるはちみつ

古くから親しまれてきた天然の甘味料と言えば、はちみつです。
程よい甘さと独特の風味は、コーヒーとの相性も抜群。
ハニーコーヒーとして注目を集めています。

砂糖よりも強い甘みを持つはちみつなら、少量でも効果的です。
はちみつに含まれる豊富な栄養素を、手軽に摂取できる点もメリットと言えます。

コーヒーに入れる砂糖の量は？

コーヒーを美味しく楽しむためには、砂糖の種類だけではなく、量にもこだわってみてください。
基本的にはお好みでOKですが、砂糖を入れすぎるとコーヒーの印象が薄れてしまう可能性も。
最初はコーヒーの香りを楽しみ、その日の気分に合わせて少しずつ加えていくのがおすすめです。

ちなみに、「市販の缶コーヒーと同程度の甘さにしたい」と思ったら、コーヒー100グラムにつき砂糖10グラムが目安になります。
一般的なコーヒーと比較してかなり多くの砂糖が入っていますから、飲み過ぎには注意しましょう。

コーヒーと砂糖のまとめ

コーヒーを飲む際には、砂糖が欠かせない！という方も多いのではないでしょうか。
砂糖の種類や量にこだわってみれば、普段以上に美味しいコーヒーを楽しめます。
砂糖のバリエーションを知った上で、自分の好みに合ったものを選択してみてください。

「コーヒーを美味しくしたい」と思う方にはコーヒーシュガーがおすすめです。
健康面を意識するなら、てんさい糖やはちみつなど、自然素材を選んでみてください。
ダイエット中でも、甘味料を上手に選べば、コーヒータイムを楽しめるはずです。