コーヒーは作り置きできる?おすすめの方法と賞味期限を解説 コーヒーは作り置きできる?おすすめの方法と賞味期限を解説
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コーヒーは作り置きできる?おすすめの方法と賞味期限を解説

自宅でコーヒーを入れる際に、「毎回一から淹れるのが面倒」と感じる方は多いのではないでしょうか。
コーヒーを淹れる作業は香りも楽しめますが、忙しい時に毎回作業するのは手間なもの。
こんなときに頭に思い浮かぶのが、「作り置きはできないのか?」という点です。
この記事ではコーヒーの作り置きに関する基礎知識をお届けします。
朝淹れたコーヒーを一日かけて飲んでもいい?という疑問にもお答えします。

コーヒーの作り置きは体に悪い?

コーヒーは、入れてすぐに飲むのがベストです。
とはいえ状況によっては、飲みたいタイミングにすぐに準備できないというケースもあります。
こんなときに気になるのが、コーヒーの作り置きについてです。
コーヒーの作り置きはあまり一般的ではありませんが、いったいなぜなのでしょうか。
理由を2つ解説します。

作り置きのコーヒーで体に悪影響が出ることも

コーヒー豆から抽出したコーヒーは、作った瞬間から劣化し始めます。
大量に作り置きした場合、徐々に酸化が進んでいきます。

酸化したコーヒーを飲むと、胃に大きな負担がかかってしまいます
胃が荒れれば、痛みやムカムカといった症状が現れる可能性も。
よりひどくなれば、下痢や吐き気につながります。

作り置きのコーヒーは味もまずい

コーヒーを作り置きした場合、時間の経過とともに味も変化していきます。
酸化が進むことで、より酸っぱく感じるように。
コーヒーならではのえぐみも、さらに強まってしまいます
美味しいコーヒーを楽しむためには、時間を置かずに飲み切るのがベストです。

コーヒーを作り置きする場合のポイント

作り置きしたコーヒーは、味と品質が低下してしまいます。
とはいえ、ほんの少しのコツを意識するだけで、より美味しく、健康に害のない形で保存可能です。
コーヒーを作り置きする場合のコツを3つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

作り置きするならアイスコーヒーがおすすめ

コーヒーを酸化させる原因は、酸素と熱です。
抽出したホットコーヒーをそのままの状態で放置すると、すぐに酸化が進んでしまいます。
温度の低いアイスコーヒーにするだけで、酸化のスピードを遅くできます。

アイスコーヒーは、濃い目に抽出したホットコーヒーを氷で冷やして作るのがおすすめです。
できるだけ素早く温度を下げられるよう、意識してみてください。
また、最初から水出しで作るのもおすすめです。
コーヒー粉と水を「1対12~14」の割合でポットに入れ、冷蔵庫内で8時間程度抽出しましょう。
手間も少なく、作り置き用に便利です。

作り置きしたコーヒーは早めに飲み切る

先ほどもお伝えしたとおり、コーヒーの作り置きがNGとされる理由は「酸化」です。
つまり、酸化するまでに飲み切れる量であれば、作り置きしても問題はありません。
早めに飲み切ることを意識して、作り置きするコーヒーの量を調整しましょう。

密閉した容器に入れて保存する

コーヒーを酸化させる原因の一つが、空気です。
空気に触れる時間が長ければ長いほど、コーヒーは劣化してしまいます。
たとえば、抽出したホットコーヒーをすぐに水筒に入れれば、酸化のスピードを遅くできます。
美味しい状態のコーヒーを、長く楽しめます。

アイスコーヒーとして保管する場合も、容器の工夫は必須です。
密閉できる容器を選び、冷蔵庫内で保存してください。

作り置きしたコーヒーの賞味期限

コーヒーを作り置きした場合に気になるのが、「いったいどれぐらいで飲み切れば良いの?」という点です。
作り置きしたコーヒーの賞味期限を、アイスコーヒー・ホットコーヒー・インスタントコーヒーの3つに分けて紹介します。

アイスコーヒーの作り置きの場合

アイスコーヒーを適切な形で作り置きした場合、賞味期限は2~3日です。
お湯で入れるコーヒーよりも水出しコーヒーの方が、温度変化がない分、劣化しにくくなります。
ただしこの場合でも、3日以内には飲み切るように注意してください

いくら密閉容器を使っていても、完全に空気を遮断するのは難しいもの。
アイスコーヒーだから大丈夫と過信せず、できるだけ早めに飲み切るようにしましょう。

ホットコーヒーの作り置きの場合

ホットコーヒーの場合、抽出してそのまま置いておいた場合、賞味期限は30分です。
基本的には、「飲み切れる分だけその都度抽出する」のがベストです。

入れたあとすぐに密閉容器に移した場合でも、熱による変化は避けられません。
賞味期限はアイスコーヒーよりも短く、1日程度で飲み切るようにしてください。

インスタントコーヒーの作り置きの場合

インスタントコーヒーの場合も、基本的には上と同じです。
密閉容器に入れた上で、アイスコーヒーなら2~3日、ホットコーヒーなら1日程度を目安にしましょう。
時間が経過すればするほど、味は劣化してしまいます。

インスタントコーヒーの場合、お湯を入れるだけで、非常に手軽に楽しめます。
作り置きをするのではなく、飲みたくなったタイミングで、その分必要量を準備するのがベストです。

コーヒーの作り置きのまとめ

コーヒーを美味しく味わうためには、「その都度入れる」のが基本です。
コーヒーならではのコクや香ばしさを、存分に楽しめます。
インスタントコーヒーを使えば、準備の手間も省けるはずです。

どうしても作り置きしたいときには、ぜひ今回紹介したポイントを意識してみてください。
熱と空気を避け、賞味期限内に飲み切れる量を意識するだけで、味の劣化や「身体に悪いのでは…」という不安は防げますよ。

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