美味しいだけじゃない。ダイエットにも最適!食事のお供にぴったりの“お茶”とは
本格的な夏の到来です!「うだるような暑さで食欲がなくなっている」と言う方も、ダイエット中の方も、夏バテしないためにも必要な栄養は効率よくしっかり摂っていきたいですよね!
夏野菜たっぷりのレシピや暑い日にさっぱりと食べられるメニュー、スタミナ食材など夏ならではの“食”は元気のもとですが、
食事のときの飲み物、皆さんは何を飲んでいますか?
C COFEEでは毎日愛飲いただきたい飲み物として、コーヒーを中心にご提供していますが、すべての食事でコーヒーを一緒に飲むわけにもいきません。
食事のお供にする飲み物といえば水以外にも炭酸水や、白湯などがありますが、
今回は健やかな毎日をサポートしてくれる「烏龍茶」に焦点を当てたいと思います。
頼もしい働きや意外なメリットについてもまとめますので、ぜひ情報をチェックしてくださいね!
実は800種類以上もあるの?【烏龍茶】
烏龍茶は、さっぱりした味わいだけでなく、多様な健康効果があることでこれまでも注目されてきました。
味も香りも楽しめて、幅広い世代に人気の烏龍茶。この烏龍(ウーロン)の茶葉には、実は様々な種類があることをご存じですか?
希少品種である「鉄観音(てつかんのん)」、甘い香りが特徴の「黄金桂(おうごんけい)、黒烏龍茶としても知られる「水仙」や、数種類の茶葉をブレンドした「色種(しきしゅ)」などが代表的なもの。
その種類、細かく分類すると何と800種類あるとも言われます。
中国では主に福建省で消費されているのですが、日本では烏龍茶ブームの時期もあって非常にポピュラーなお茶になったのです。
たくさんある品種の中でも、とりわけ注目したいのが「鉄観音」。
主に福建省安渓で収穫され、硬く締まりのよい濃緑の茶葉で、やや強めの味わいが特徴。甘く爽やかな香りで、人気の高い茶葉です。
特別な製法で仕上げており、生産量は全烏龍茶の約5%程度にとどまっているとのこと。
お茶を飲んで味わいを楽しむ瞬間はもちろん、鉄観音の最大の魅力は「音韻」だと言われることも。
「音韻」とは、お茶を飲み切った後に、喉から鼻にかけて抜けるような何とも言えない残香のことです。
鉄観音を次に飲まれる際には、ぜひ 「音韻」まで楽しんでいただきたいと思います。
烏龍茶と食事の“マリアージュ”
子供の頃から親しんできたお茶といえば、なんといっても緑茶!という方も多いと思います。
家庭料理はもちろん、お弁当、和食系のお店やお寿司屋さんなど、日本の食とは切っても切り離せない飲み物ではないでしょうか。
しかし実際のところは、食生活の変化もあり、洋食や中華、カレーライスなど合わない食材やジャンルも多くなっていると感じます。
そこで、食事中の飲み物のラインナップに、ぜひ烏龍茶を加えてみてください。
すっきりした味わいのお茶なので、発祥が同じ中華料理はもちろん、多様なジャンルの料理に意外にも合わせやすいのです。
食事をもっと美味しく、充実させるきっかけになるかもしれません。
美食の国フランスでは、料理に相性の良いワインを合わせることを「マリアージュ」と言いますよね。
例えば、「肉料理に赤ワイン」は鉄板のマリアージュ。この相性については、味覚の経験からくる「感覚的なもの」というイメージがあるかもしれません。
しかし、最近の研究で、食事のときに私たちの口の中で起こる「変化」が相性の良さを認識する指標になっているとわかってきました。
つまり、脂の多い食事と、渋みのある飲み物の相性の良さが科学的に立証されたのです。
程よい渋みを持つ烏龍茶。味覚も心も喜ぶ料理と飲み物の「マリアージュ」は、烏龍茶でも楽しめます。
烏龍茶を食事中に飲むことで、料理の味がさらに美味しく引き立ち、この夏の食卓を楽しむ名脇役になってくれるのではないでしょうか。
1杯の烏龍茶で、体にいいことたくさん!
烏龍茶には様々な健康効果があることを前述しましたが、具体的にはどんなものなのでしょうか。
烏龍茶に含まれるポリフェノールには、脂質を分解・吸収する役割を担う消化酵素の働きを抑制する働きが確認されています。
そのため、ダイエットに適していると言えます。
烏龍茶に豊富に含まれるミネラルは、体内の活動や健康にとって必要不可欠なもの。ミネラルを自力で作ることはできないため、食べ物や飲み物から摂る必要があるのです。
特に、カリウムやマンガンといったミネラル成分が多く含まれています
ポリフェノールには、過剰な活性酸素を減らす働きもあります。また、烏龍茶に多く含まれているタンニンも、抗酸化作用・老化予防につながる成分として着目されています
烏龍茶にはカフェインが含まれるため、尿の排出を増やして体内の水分を外に出す作用を促進します。
むくみの原因となる、体内に水分をため込むメカニズムにアプローチできます。
ダイエッターも注目する烏龍茶
ダイエット中は、脂っこいものを控える方が多いと思いますが、外食などでどうしても脂っこいものを食べなければいけないタイミングもあると思います。
そんな時には烏龍茶を飲んで、脂肪の吸収をできる限りコントロールするのもお勧めの方法です。
烏龍茶にはポリフェノールという成分が含まれていて、この成分に脂肪吸収を抑える働きがあるのです。
烏龍茶以外のお茶にもポリフェノールは含まれているものがありますが、ウーロン茶は他と比べてポリフェノール値が高いとされます。
中華料理に烏龍茶という組み合わせも、味の相性の良さだけではなく、脂肪吸収対策の視点からも理にかなっているものなんですね!
さらに、烏龍茶を日中に飲むことで、睡眠を妨げることなしに1日中脂肪燃焼が促進されるという研究報告もあります。
ほかのカフェイン飲料と比べても、烏龍茶が脂肪燃焼のサポート効果が高いことや、睡眠中にその働きがより強くなるということも明らかになっています。
頼もしい機能で、ダイエッターにも人気の烏龍茶。
ご自身の体の状況を見つめながら、体も心も健やかに保って、ダイエットを心がけたいですね。
渋みのもとは「タンニン」
「お茶」には緑茶や烏龍茶のほかに紅茶など、たくさんの種類があります。
実は烏龍茶、緑茶、紅茶はすべて、「チャノキ」という同じ植物の葉から作られます。
発酵度合いにより、緑茶・烏龍茶・紅茶に区分されるのです。
つまり、収穫した茶葉をどの程度「発酵」させるかによって種類が決まります。
緑茶は無発酵のもの。半発酵が烏龍茶、そして全発酵のものが紅茶になります。
おおよその目安としては、緑茶の発酵度合いが0%だとすると、烏龍茶は1〜99%、紅茶が100%のものです。
お茶を飲むときに感じる渋みのもとが「タンニン」という成分。茶葉が栽培されているとき、日光が多く当たると渋みが増します。
脂の多い食事をするとき、烏龍茶を飲むと口の中がさっぱりしたという経験はありますか?
烏龍茶の風味自体がすっきりしているからというのも理由の一つですが、さらに根拠があります。
実はこの「さっぱりする」という感覚にはタンニンの渋みが一役買っているのです。
烏龍茶のもつ「渋みによる刺激」で、口の中の脂っこさが軽減されているそうです。
また、別の研究によると、烏龍茶には脂を乳化させる働きもあり、物質としても口の中の「脂っこさ」を消そうと働いてくれることもわかったのです。
緑茶よりもタンニンの多い烏龍茶やコーヒーは、口の中の「脂っぽさ」をリセットさせる効果が高いと言えます。
■ ヘルシーに美味しく!食を楽しむ
食事を摂る量を減らしたりや運動したりと、ダイエットに努めていると、自分が考えている以上に水分が不足していることも。
そこで、食事中の飲み物を上手に取り入れることは、理想や目標に近づける選択肢になります。
「衣食住」の一つとして、体に必要な栄養を摂るのはもちろんですが、単にそれだけではないのが食事。
ストレスから解放されたり、季節の食材を楽しんだり、家族や友人との楽しいコミュニケーションの時間であったり…食事の時間にはさまざまな意味があります。
これまで、「朝の目覚めの1杯や、食後のリフレッシュはコーヒー一択」「とにかくコーヒーが好き」という方も、食事のお供に、烏龍茶など頼れるラインナップをぜひ加えてみてください。
食事の時間がよりおいしく、楽しくなるヒントになれば幸いです。
終わりに
今回は食事中の飲み物、とくに烏龍茶にフォーカスした内容をお届けしました。
気温が高く、基礎代謝が低下しやすい夏。アクティブな毎日を過ごしていくためには食事中のドリンクも重要な要素。
「せっかく飲むなら健康にもつなげたい!」
たくさんの健康サポート効果のある烏龍茶は、そんな皆様にもぴったりのドリンクではないでしょうか。
料理やシーンに合わせて頼もしいドリンクを上手に取り入れることで、もっと美味しくもっと楽しい食事の時間を。そして、健やかな毎日をお過ごしください♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
毎日のコーヒーでカラダを変える新習慣、C COFFEE
C COFFEEに入っているのは上質な“チャコール(炭)”を始め、美容と健康に良いものだけ。すっきりした毎日を過ごすためにいらないものだけをカラダの外に出す、シンプルで洗練されたコーヒーです。毎日のコーヒーでカラダと心のコンディションを整える。飲むたびに理想の自分に近づけてくれる、新しい習慣です。