塩分はダイエットの敵?1日の摂取量と対策を紹介 塩分はダイエットの敵?1日の摂取量と対策を紹介
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塩分はダイエットの敵?1日の摂取量と対策を紹介

ダイエットしている時、カロリーについて気にする人は多くても塩分について気にする人は少ないのではないでしょうか?
「塩」は確かにカロリーは少ないものの、摂りすぎると太ってしまう恐れがあるんです。

この記事ではダイエットと塩分の関係や、適切な摂取量について解説します。

塩分の取りすぎは太ると言われる理由

まずは、塩分の取りすぎがダイエットの敵と言われる理由についてチェックしていきましょう。
それには2つの理由が関連していると言われています。

塩分取りすぎはむくみに繋がるから

人間の体を維持するために、塩分は欠かせないものです。
しかし体内の塩分濃度が高すぎても、人間は生きていけません。
大量の塩分が入ってこれば、それを薄めるため、必要以上に多くの水を体内に留めようとします。
これが「むくみ」の正体です。

体がむくんでいるとき、体内には必要以上の水がある状態です。
もちろんその分だけ、体重は増加してしまうのです。

塩分は食欲増進効果があるから

塩分とは「塩化ナトリウム」と呼ばれる物質で、人間が体内に摂取しても、0キロカロリーです。
つまり、塩分そのものの影響で、体重が増える恐れはありません。

しかし塩分には、人間の食欲を刺激する作用があります。
塩味がしっかりとついていて、味が濃い食べ物を摂取すると「ごはんやお酒が進む」と感じる方も多いのではないでしょうか。
塩分そのものでは太らなくても、塩分の作用によって食事量が増え、結果として体重が増えてしまう恐れがあるのです。

塩分は少なすぎてもNG!適量は?

以上のような理由で、ダイエット中の塩分の取りすぎはおすすめできません。
私たち現代人の食生活においては、自然と塩分量が多くなってしまいがちです。
できるだけ塩味を少なく、薄味を心掛けましょう。

一方で、体内の塩分量が少なすぎても、健康を害してしまいます。
夏場の熱中症対策で「塩分摂取を」と呼び掛けられるのは、水分ばかりを摂取することで、体内の塩分濃度が下がってしまうためです。
ダイエット中だからという理由で過度に制限するのではなく、適正量を意識して摂取するようにしましょう。

1日あたりの塩分摂取量の目安は、以下のとおりです。

・男性 → 7.5グラム
・女性 → 6.5グラム

塩分は「塩」だけではなく、味噌やしょうゆといった各種調味料にも含まれています。
摂取量が見えにくいという特徴がありますから、意識して制限するのがおすすめです。
塩やしょうゆ、味噌を減らす代わりに薬味で風味を足してみると良いかもしれません。
減塩タイプの調味料を使うのも一つの方法です。

ちなみにカップ焼きそばには、1食あたり約5グラムもの塩分量が含まれていると言われています。
カロリーや栄養バランス面でダイエット中はおすすめできない食べ物ですが、塩分量から考えても、避けた方が良いでしょう。

塩分を取りすぎたときの対策3選

普段は注意していても、外食やイベントでつい塩分を取りすぎてしまった…という場面もあるかと思います。
こんなときには、以下の対策を実践してみてください。
余分な塩分と水分を排出し、むくみをすっきりさせましょう。

コーヒーなどでカフェインを摂る

むくみ解消対策としておすすめなのが、カフェインの摂取です。
「コーヒーを飲むと、なぜかトイレが近くなる」と感じる方も多いのではないでしょうか。
これは、コーヒーに含まれるカフェインに利尿作用があるためです。

カフェインは、紅茶や緑茶、ハイカカオチョコレートなどにも含まれていますが、効率良く摂取するならやはりコーヒー。
コーヒーにはダイエットをサポートする成分も含まれているのが嬉しいところです。

水を沢山飲む

普段以上に水分摂取を心掛けることも、塩分排出に効果的です。
1日あたり、約2リットルの水分を摂取しましょう。
水分をしっかりと摂取すれば、体内のめぐりも良くなります。
塩分排出以外に、美容効果や健康効果も期待できますよ。

運動や入浴で汗を出す

しっかりと水分を摂取したら、汗を流してむくみ解消につなげていきましょう。
おすすめは、ウォーキングやヨガといった有酸素運動です。
きつい運動をする必要はありませんから、「体が程よく疲れる」程度を意識しましょう。

また入浴も効果的な方法です。
40度程度のお湯で、ぜひゆったりと半身浴を楽しんでみてください

塩分排出のための工夫は、複数の方法を組み合わせるのも効果的です。
むくみが気になるときや、塩分摂取量が多くなり過ぎてしまったときには、ぜひ自分に合った方法を取り入れてみてください。

ダイエットと塩分のまとめ

人間の体に欠かせない塩分ですが、取りすぎには注意が必要です。
塩分過多の生活は健康面はもちろん、ダイエットにも悪影響。

食事は薄味を心掛け、調味料も工夫しましょう。
ちょっとした工夫で、ダイエットの成功率を高められるはずです。

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