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コーヒーにまつわるよもやま話 #2「マイ・ブルーベリー・ナイツ」「かもめ食堂」

コーヒータイムは、一息ついて忙しさを忘れる瞬間に何かを考える時に、と思い思いに過ごす時間です。
ぜひ飲みながらゆったり楽しみたい、 おすすめの「コーヒーにまつわる映画」をご紹介。

のんびりと自宅で、C COFFEEを味わいながらの鑑賞にオススメな映画をピックアップ! 
題材にした話や、印象的な飲むシーンなど、時に映画の中で「コーヒー」はキーになります。
今回は、「マイ・ブルーベリー・ナイツ」「かもめ食堂」という2作品をご紹介します。


「マイ・ブルーベリー・ナイツ」

今回は、コーヒー片手に甘いスイーツとほろ苦ストーリーを堪能したい「マイ・ブルーベリー・ナイツ」をご紹介します。
 実はこの作品、コーヒーが頻繁に出てくるというわけではありません。映画のポイントになるのが、“カフェ”という場所。
主人公エリザベスの、失恋した元彼の家の向かいにあるお店です。そのカフェではオーナーを務めるジェレミーが、彼女が行くたびにブルーベリーパイを用意して話を聞き慰めてくれます。そのブルーベリーパイがとっても美味しそう! アイスクリームを添えて出されるそのパイが映るたびに、コーヒーを飲みながら食べたい!と思わされます。
 コーヒーのアテはブルーベリーパイだけじゃありません。彼が一番輝いていた頃、といっても過言では無いくらい、ジェレミーを演じるジュード・ロウが魅力的です。こんなカッコいいオーナーが毎日スイーツとセットで話を聞いてくれるなんて…と、浸りながら啜るコーヒーもまた格別。

mybrueberrynights
そして、この映画はキャストで言えば、錚々たる女優陣も素敵。
鼻血ティッシュが鼻に詰まっていても可愛いらしいのが信じられない、主役のノラ・ジョーンズももちろん良いですが、妖艶な美しさのレイチェル・ワイズと、最高にキュートなブロンドショートが似合うナタリー・ポートマン、この名女優2人の容姿と演技にも注目です。
イケメンカフェオーナーに話を聞いてもらったくらいでは落ち着かない、失恋を引きずる1人の若い女性が旅に出るロードムービーともいえるこの作品。

旅の最中に出会った人たちの人間模様から学ぶことや、オーナーに手紙で気持ちをシェアし続ける中で、
失恋から立ち直り成長した彼女がどんな「これから」を選ぶのか。
甘そうなブルーベリーパイと引き換えに、人々のほろ苦い人生を美しい映像と音楽が彩ります。
アイスクリームがブルーベリーに溶けていく描写がとても甘美で、色の遣い方、
そして欧米とアジアを融合したような不思議な魅力を漂わせるところはウォン・カーウァイ監督らしい映像作品です。
ぜひ、甘いスイーツとコーヒーを楽しみながら堪能してください。

現在*、Amazon Prime Videoにてレンタルで視聴可能。(2021年11月現在)


「かもめ食堂」

今回は、のんびりした一軒の食堂で展開される緩い物語「かもめ食堂」をご紹介します。
こちらは邦画ですが、全編フィンランドで撮影された、フィンランドが舞台の作品。
フィンランドのとある街に日本人女性がオープンした食堂で織りなされる様々な人間模様と、食堂が変化していく様を描いています。
ゆるく、ちょっとシュールでコミカルなこの物語は、私たちの日常でも見つかる「小さなあるある」などを織り交ぜながらも、
「それはないでしょ」という展開まで楽しませてくれます。

かもめ食堂は、基本は和食を出すお店と決めてオープンしたものの、フィンランドという土地柄か、
コーヒーだけ飲む客しかいないような初めはカフェさながらのお店でした。
ある日ふらっと入ってきた男性客に、「コーヒーが美味しくなるおまじない」を教えてもらいます。
お湯を注ぐ前にコーヒー粉の中心に人差し指を当てて「コピ・ルアック」と唱えるというもの。
そのあとに彼は「コーヒーは自分で淹れるより人に淹れてもらう方がうまいんだ」と言い残します。
大切なのはおまじないよりも、誰かのために淹れると美味しくなることを伝えたかったのです。
というのも、実は「ルアック」とは、インドネシアの最高級コーヒー豆のこと。


お湯を注ぐ際に人を思うとき、おまじないは何を唱えてもいいのかもしれませんね。
そして、この彼がなぜコーヒーについて教えることができるのか、実はこのかもめ食堂と縁のある人物だったと後から判明するところも見ものです。
印象的なのは、小林聡美さん演じる主人公サチエが、のちに一緒にお店を切り盛りする存在となる片桐はいりさん演じるミドリと出会うシーン。
フィンランドにいるはずなのに、思いっきり日本人のおばさんトークを展開する様はクスッと笑わせてくれます。
フィンランドの人々の強い個性も負けていません。

全体的にとにかくゆるく、時の流れがゆっくりと展開されていて、何よりもフィンランドの美しい街並みとインテリアの素敵さに魅了されます。
美味しそうな料理も出て来るので、見るとお腹が空きます。
もしかしたらコーヒーよりもおにぎり片手に見る方がいいかもしれません(笑)。

現在*、Netflixにて視聴可能。(2021年11月現在)

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