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便秘を解消する方法は?速効性のある方法も紹介
健康や美容をキープするには、身体に良いものを積極的に取り入れるだけではなく、不要物をしっかりと排出できていることが大切です。
つまり便秘は美容や健康の大敵。
とはいえ、「好んで便秘になっているわけではなく、特別な原因が思い当たらない」という方も多いのではないでしょうか?
この記事では便秘になってしまう仕組みや便秘解消法、速効性が期待できる対策などを紹介します。
読んですっきりを目指してくださいね。
目次
そもそも便秘はなぜなる?
まず知っておきたいのが、便秘になってしまう仕組みについてです。
ひと言で「便秘」と言っても、そのタイプはさまざまです。
まず便秘は、大きく分けて以下の2つに分類されます。
- 機能性便秘
- 器質性便秘
機能性便秘は、その名前のとおり便が排出されるまでの機能に問題が生じているタイプです。
便を押し出す運動が充分ではないことが原因で引き起こされる「弛緩性便秘」や、精神的なストレスが原因で腸管が緊張してしまう「痙攣性便秘」、便を排出する準備はできてもサインを出せない「直腸性便秘」といった種類が当てはまります。
一方で器質性便秘の原因は、消化管に発生している通過障害です。
炎症や病気、手術後の癒着といった可能性がありますから、病院で正しい治療や処置を受ける必要があります。
便秘で悩んでいる方の多くは、機能性便秘です。
- 食生活の乱れ
- 水分不足
- 運動不足
- 薬の影響
これらの影響で腸内に便が留まる時間が長くなれば、腸は便からどんどん水分を吸収してしまいます。
時間が経てば経つほど、便は硬く、排出しづらい状況に近付いてしまうのです。
便秘は3日以上出なければ解消方法を試して
便秘の症状は、人によって大きく異なります。
「1日でも便を排出できないと、なんとなく体が重く感じる…」という人がいれば、「1週間出ていないけれど、全然平気!」という人もいるでしょう。
とはいえ、平気だからといって、便秘の状態を放置するのは辞めましょう。
医学的には、3日以上排便がない場合を「便秘」として定義しています。
自分自身に便秘の自覚がある場合はもちろん、ない場合でも、何らかの対処方を実践するのがおすすめです。
便秘を解消する方法5選
便秘解消法は、自分に合った方法で行うことが大切です。
自身の便秘の原因を意識しつつ、自分に合った方法を探してみましょう。
今回は便秘解消法を5つ具体的に紹介するので、こちらもチェックしてみてくださいね。
便秘解消方法①食物繊維を取る
食物繊維は、さまざまな食べ物から摂取できる栄養素の一つです。
便秘の原因の中でも、「食生活の乱れ」に思い当たる節がある場合、ぜひ積極的に食物繊維を摂取するよう意識してみてください。
食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があり、それぞれが異なる方面から便秘解消に向けてアプローチしてくれます。
水溶性食物繊維は、便を柔らかくし、腸内をスムーズに移動できるようサポートしてくれるもの。
一方不要性食物繊維は便のかさを増やすことで、排出されやすい仕組みを整えてくれます。
水溶性食物繊維はこんにゃくやひじき、わかめに、不溶性食物繊維はきのこ類や根菜、緑黄色野菜等に多く含まれています。
これらの食材を意識しつつ、ぜひバランスの良い摂取を心掛けてみてください。
便秘解消方法②乳酸菌を取る
便秘を解消したいときには、乳酸菌を摂取するのもおすすめです。
乳酸菌は、腸内の悪玉菌を減少させ、善玉菌が働きやすい環境作りをサポートしてくれます。
乳酸菌はヨーグルトや味噌に多く含まれていますが、より積極的に便秘対策したいときには、ぜひその質にもこだわってみてください。
乳酸菌にもさまざまな種類があります。
一般的な菌を摂取しても、腸に到達する頃までには、そのほとんどが死滅してしまうようなケースも少なくありません。
有胞子性乳酸菌など、きちんと腸まで届くものを選ぶのがポイントです。
便秘解消方法③水分を取る
慢性的な便秘で悩まされている方に、多く見られるのが水分不足です。
人間が生きていくために、水分は必須です。
外から供給される水分が少なければ、体内の細胞は、限られた場所から精一杯の水分を吸収しようします。
その結果便が硬くなり、排出されにくい状態に近付いてしまいます。
普段、つい水分摂取を忘れてしまう方は、意識して飲み物を飲むだけで便秘体質を改善できる可能性もあります。
水分摂取は便秘だけでなく健康や美容にも必須のため、日ごろから多めに摂るようにしましょう。
便秘解消方法④ヨガや運動をする
運動不足に陥ると、便を押し出す力が弱くなってしまいます。
普段何気なく排泄していますが、その働きは、私たち人間の「腹筋」によるものです。
お腹の力が低下すれば、スムーズな排便が難しくなってしまうのです。
便秘解消目的で運動を取り入れるなら、ヨガやウォーキングがおすすめです。
体への負担が少ないため、運動が苦手な方でも取り入れやすいはずです。
自宅内でトレーニングするなら、腹筋を使う動きをメニューに組み込んでみてください。
お腹にダイレクトにアプローチできるため、非常に効果的です。
毎日少しずつでも構いませんから、運動習慣を身につけていきましょう。
便秘解消方法⑤ツボを刺激する
人間の体には、便秘に良いと言われるツボも数多く存在しています。
困ったときには、これらのツボを上手に刺激してみるのもおすすめです。
便秘に効くと言われるツボは、手や足、お腹に背中と多いですが、おすすめはお腹にあるツボです。
おへその左右、指3本分移動したところにある「天枢(てんすう)」や、そのすぐ下に位置している「大巨(だいこ)」は、自分でも刺激しやすいポイントです。
両方の手で軽く力を入れて、左右同時に刺激してみてください。
便秘解消法の中で速効性があるものはどれ?
便秘で辛い思いをしているときには、「すぐにこの状態を改善したい!」と思う方も多いのではないでしょうか。
さまざまな便秘解消方法の中でも、速効性があると言われているのが「水分+運動」の組み合わせです。
白湯か水を多めに飲み、ウォーキングや腹筋など腸を刺激する運動をしてみてください。
便秘解消を薬に頼るのはOK?
「今すぐに便秘を解消したい…」という場面で、つい頼りたくなるのが市販薬です。
しかし市販の便秘薬の中には、繰り返し使用することで癖になってしまうものや、排便時に辛い腹痛を伴うものも少なくありません。
また一時的に便秘を解消できたとしても、自身の体が抱えている問題の、根本的な解決には至らないという特徴があります。
辛いときに市販の便秘薬を使用することは、悪いわけではありません。
ただしその特徴を考えると、「どうしても出ない場合の最終手段」として捉えるのがおすすめです。
便秘薬とも上手に付き合いながら、自身の体質改善を目指してみてください。
便秘解消にはチャコールコーヒーもおすすめ
これまでに挙げた便秘解消法を試しても、なかなかすっきりしないという場合はチャコールコーヒーを取り入れてみるのもおすすめです。
体の中の余分なものを吸着してすっきり排出してくれるチャコールを配合したコーヒーを普段のコーヒーに置き換えれば、すっきりを習慣化できるかもしれません。
便秘解消のまとめ
ストレスも多い現代社会において、便秘に悩まされている方は決して少なくありません。
特に女性の中には、便秘を「仕方がないもの」として、受け入れてしまっている方もいるのではないでしょうか。
「便が排出されなくても、特別に辛いわけではないから」という理由で問題を放置しがちですが、美容や健康、そしてダイエットについて考えると、その影響は非常に大きいと言えるでしょう。
ぜひ便秘解消のためのポイントを知り、ため込まない対策をスタートしてみてください。

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