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便秘の原因は何?なりづらくなる方法も解説
薬を飲んでもなかなか治らない便秘、そもそもなぜ便秘になってしまうのでしょうか?
この記事では、便秘のメカニズムや、便秘になってしまう原因について紹介します。
便秘になりづらくするためのコツも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
正しい対策をして、一日も早く便秘体質から抜け出しましょう。
目次
そもそも何日出ないと便秘?3日以上は危険?
「便秘」という言葉を聞いたとき、何日出ない状態を思い浮かべますか?
便の排出ペースには個人差があります。
毎日しっかり排出できる人もいれば、3日に1回で不都合が生じていない人、いつも1週間程度空いてしまう人もいます。
日本内科学会では、「3日以上排便がない状態」を便秘と定義しています。
また毎日排便がある場合でも、全部出し切れていないような残便感がある場合は注意が必要です。
こちらも便秘と判断される状態です。
腸にたまった排泄物は、本来であれば、スムーズに体外へと排出されるべきものです。
スムーズに排出されなかったり、排出時に違和感を覚えたりする場合には、便秘対策をスタートしたほうが良いかもしれません。
便秘になってしまう原因は?
では次は、いったい何が便秘を引き起こしているのか、直接的な原因について解説します。
自身の生活に当てはまる点がないかどうか、確認してみてくださいね。
便秘の原因①運動不足
現代人が抱える便秘問題の多くは、運動不足によって引き起こされています。
運動は身体の動きで腸に刺激を与えるために非常に有効です。
また便を移動させるための蠕動運動も活発になります。
腹筋の力が弱まると、便秘になりやすいこともわかっています。
特に腹筋や下半身の筋力に自信がない方は、運動不足が原因で便秘になっているのかもしれません。
便秘の原因②ストレス
人間の腸は自律神経と深く関わっています。
過度なストレスが自律神経のバランスを乱せば、腸にもトラブルが発生してしまうのです。
腸の蠕動運動は、副交感神経が優位なとき、つまりリラックスできているときに強まると言われています。
ストレスがたまっているときには、まず自分でそれを自覚し、解消に努めることが大切です。
便秘の原因③水分不足
便秘で悩まされている方の中には、シンプルに水分不足が原因で便秘になっている方も少なくありません。
そもそも便は、胃腸の働きでドロドロに溶かされたものから、水分を取り除いて形成されます。
このとき、体内の水分量が十分であれば、便の硬さはちょうど良く調整されますが、水分不足に陥っている場合、便から水分が吸収され過ぎてしまいます。
カチカチの硬い便は腸内を移動しづらく、また排便が難しいという特徴を持っているのです。
特に冬場は、水分量が不足しがちです。
水分不足が原因で引き起こされる便秘に、十分に注意してください。
便秘になりづらくするためには
便秘を放置すれば、健康面でも美容面でも、デメリットが大きくなってしまいます。
また便秘が原因でイライラしたり、気分が晴れないというメンタル面の悪影響もあります。
便秘問題の根本的な解決を目指すためには、生活改善が欠かせません。
便秘体質から抜け出すための4つのポイントを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
便意を我慢しない
便秘になりづらい体質を目指すために、重要なのは「排便したい」という気持ちを無視しないことです。
便意を感じたら、できるだけ早くトイレに行きましょう。
何度も繰り返すうちに、スムーズに排泄できる習慣が身につくはずです。
忙しいと、便意を感じてもついつい我慢してしまうことも多いかもしれません。
しかし便意を我慢する日々が続けば、排便反射は次第に鈍化してしまうのです。
排便反射とは、直腸に便が到達したのを感じ、排便するよう脳が各機能に働きかける作用を指します。
感覚が鈍くなれば、本来は排便できる状態であるにもかかわらず、サインがうまく伝わらないため、便秘になってしまいます。
すでに感覚が鈍くなっている場合、何度も繰り返すことで、徐々に鍛えられていきます。
トレーニング感覚で、便意をキャッチしてみてください。
水分をたっぷり摂る
水分不足解消も、体質改善に役立ちます。
ぜひ、水分は意識的にたっぷりと摂取してください。
ただし、一度に大量に水を飲んでも、体内に吸収できる量は決まっています。
できるだけこまめに、適量ずつ水分摂取するのが効果的です。
一時間に一回は飲むなど、水分摂取のタイミングを決めておくと良いでしょう。
軽い運動を習慣化する
便秘対策には運動も効果的ですが、激しい動きをする必要はありません。
ウォーキングやヨガ、ほんの数分の腹筋でも効果が期待できるでしょう。
大切なのは、運動を継続することです。
自分にとって無理のないメニューを選択してみてくださいね。
リラックスする時間を作る
ストレスや自律神経の乱れが原因で便秘になっている場合、意識的にリラックスできる時間を作るのがおすすめです。
特に朝の時間帯は、排便に良いタイミングですから、時間に余裕を持つように変えていきましょう。
夜寝る前に副交感神経を優位にできれば、安眠にもつながります。
アロマや、音楽などを活用するのも良いかもしれません。
生活全体で、自律神経のバランスを整えていきましょう。
便秘の原因まとめ
ひと言で「便秘」といっても、その原因はさまざまです。
便秘体質から抜け出すためには、原因に対して正しくアプローチすることが大切と言えるでしょう。
ぜひ自分の便秘の原因を突き止めてみてください。
こまめな水分摂取や、排便の習慣化に軽い運動など、便秘になりづらい体質づくりは難しくはありません。
毎日スッキリ排便できる生活を目指して、できることからスタートしましょう。

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